記憶を閉じ込める
辛いことを忘れる為に
誰かを恨み続けないために
記憶を封じ込めることはありませんか?
それが、何かのきっかけでフラッシュバックする。

私は未だに、昨年7月に起きた事を想い出したくないし、あまり話したくありません。
でもこの想いを伝えたりする使命を感じたり、気持ちを風化させちゃいけないとも考えます。

大切な人が、突発的な病気や怪我で搬送された病院は
夜間救急指定病院なのに、医師がいないからと診察や検査を翌日の夕方まで全く効かない痛み止めだけで何も処置されず、Bedに放っておかれたらあなたはどうしますか?

処置が手遅れになったら…
原因はナンなのか?
早くなんとかしてほしい!
そう思いませんか?
痛みに耐え長い夜を越え、朝がすぎ昼がきてもほったらかし。
早く診てくれと看護師長に訴えたら、
「外来がすんだらね…」
ふざけるな!
この師長の一言に私はキレた。

手術後、たくさん付いた管を自分で抜くとこまるから…
(単に看護師の数がすくないから…だろ?)と

両手を拘束された大切な人の姿を
何日も見ている気持ちがどんなだかわかりますか?
手術後、意識が回復しているのに
人工呼吸器を一週間も挿入し続けた、医師の判断は
医師と看護師の怠慢としかいいようがない。
(意識があるのに人工呼吸器を挿入されたままの
1日の苦しさと長さを皆さんは想像できますか?)

できることならあの医者に同じコトを味合わせてやりたいとすら思う。
自分の家族に同じ処置が出来るのか問い詰めたい。

人工呼吸器の警報が部屋に響く…
どうしたらよいかわからない私たち家族。

駆け付けるはずの看護師がこない
アラームは鳴り続ける

それでも誰も来ない!

父の顔色が紫になりだした。
妹が『看護師さん!誰か!早く来て下さい』と病院内に響く程叫ぶ。

【ナースサンダルのかかとを引きずって】のんびりと看護師がくる。
『なんですか〜?』
『なんですかって警報なってるじゃないですか!顔色も変わってます!』
『アラームなっても人工呼吸器ついてる限りは心臓はとまりませんから。』
『………』

論外である。

ココの全てが論外である。
医師・看護師・器材・使用する薬
全てが論外である。
(これは後に転院した先の病院に行きいかに差が大きいかわかりました)
ココでは、救急で搬送されてきた人を、痛み止めで眠らせてその間に亡くなった方も多いと後になり人づてに聞きました。
ありえる、ありえる…とうなずけるエピソード。
オソロシヤ…

そんな病院を、なぜ夜間救急指定にするのか?
審査はやらぬのか?
なぜ指定解除にならぬか?


医者はそんなに偉いのか?
看護師になぜなった?

いっぱしの口は、命や家族の気持ちを救ってから言ってくれ。

そして今夜もその病院に、搬送される人がいるんだ。

あいつに
あいつ…
医者の仮面かぶった悪魔に命を預ける人がいるんだな…

命を軽んじる看護師の仮面かぶった意地悪女に
『ココは完全看護だから安心してお帰りください』と嫌みタップリに言われ
心配しながら涙こらえて帰る家族がいるんだ…。
あなたがたには任せられないから心配で帰れないんだよ!


父は生きているんだ。
あの病院のせいで、こんなに不自由な身体になってしまったけれど…

犠牲者を減らしたい。
命は大切なんだ!
命はひとつしかないんだ!

小さな事だが、最初に搬送された病院では、看護師はみなナースサンダル。
バックストラップで爪先あいたピンクや白のかわい~やつ。

転院先では皆さんスニーカタイプのナースシューズ。
きくと、サンダルは危ないし急ぎに不都合なんだそうです。
安全性・利便性で今どきはナースシューズが主流です。と。
改めて観察するとサンダルは事務職の女性が中でも数名履いているだけ。
皆さん、ご自身が病院に勤めているという意識の高いこと、
またはその真逆の両極端をみたわけで……

ふぅ。
どう結んでクローズしたらよいかわかりませんです。

そして未だに私を苦しめるのは
その病院に行くように最初に判断したのは
当のこの私なのだ。
お父さんごめんね。
悔やみきれない気持ちでつらいんだ。ほんとにごめんね。

また明日。
元気にお目にかかりましょう☆
ご清聴(読)ありがとうございました。
by nailedit | 2008-09-22 19:30 | Blog | Comments(0)
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