好きな花は…と聞かれたら
すぐに挙げられる花たちがあります。
なかでも、
特等席に位置する 愛しくてやまない花。
「カトレア」
前々職の、得意先様に
お花が大好きで
ご自宅の テラスと 温室に
見たことがないような(栽培が困難である) お花が 生き生きと咲き乱れ
そちらを訪れては、一つ一つの説明を聴くのが大好きなひとときでした。
その方の、見事な テラスの中でも
特にカトレアに惹かれたものです。
時折、花屋さんを覗いては カトレアを探します。
無いのを知っていながら
もしかしたらあるかも…と 思う時が あるからです。
最高の贅沢と思いながら
花に癒される心地よさを 感じたい時があります。
カトレアは、やはり希少。
高価で繊細が故に、事前オーダーが必要で 指定した色が入荷するとも限らない。
運よく巡り会えたとしても、大抵、「1輪ずつ」。
逆に
事前オーダーの場合は、最低でも1ダース前後〜以上という 条件つき(高額で私には無理)
どなたかが リクエストしたカトレアに
数が余り出たところに 偶然巡り会えたら…
1輪…2輪なら 連れて帰れるかな…
そう想いのぞく花屋さん。←過去に1度しか会った試しがないけれど…
100本の薔薇よりも
1輪でいい…カトレアが欲しい。
特別なハートがないと 用意できない花だから。
今日、思いがけない処で 出会いました。
どなたかが、ある方へお届けしたお花の中に…
カトレアがありました。
最上級のお気持ちを込められての、ラストメッセージだったに違いない…
美しくすばらしいアレンジメントの中の
あの カトレアに込められた想いを視た時、涙が出てまいりました